前立腺がんの治療について
前立腺がんの治療で使われるお薬にはどんな種類がありますか?
1.内分泌療法薬(ホルモン療法薬)
男性ホルモンの分泌や働きを妨げることで、がん細胞の増殖を抑える作用を持つお薬
2.化学療法薬
化学物質を使って、がん細胞の増殖を抑えたり、がん細胞を死滅させる作用を持つお薬
3.放射性医薬品
特定の放射性物質(ラジオアイソトープ:RI)を含んだお薬を注射などで体内に投与し、そのお薬から出される放射線によって治療効果を発揮するお薬
どのようなお薬を選択するかは、これまでの患者さんの治療歴やがんの広がり具合などを医師が確認し、患者さんともよく相談しながら決められます。
ゾーフィゴ®静注は、このうち放射性医薬品に属します。
静脈注射で体内に投与され、体の内側から放射線を出して、がんに対して治療効果を発揮します。